2年間の活動休止期間を経て、自身のレーベル A stAtion を立ち上げ、初のセルフプロデュース作であるアルバム「The beginning」をリリース。
その中の収録曲「はじまりのうた」が素晴らしいので紹介します。
絢香 「はじまりのとき」
Life、というサビの出だしのこのひとことに、絢香が休養期間に辿り着いた想いがこめられているような気がして、初めて聴いたとき、すごい、と思いました。
辛かった毎日も、過去を思い悔やんだ日々も、それはすべて未来の自分のためだと思えるようになれた、
そして、その中で何気なく繰り返される日々をいとおしく感じられるようになれたのは、
自分を支えてくれた大切な人の存在。
自分を支えるのは自分しかいない、そう思っていたけれど、ひとりじゃなかった。
そう気付いたときの、ふっきれた想いみたいなのが、この歌から伝わってきました。
メロディはとても切ない中で、
何かこう、重い荷物をすべて置き去りにして、未来をみつめて歩き出す感じがすごくいい。
復帰してひさしぶりに絢香の歌をテレビで聴きましたが、やっぱりすごく良いと思いました。
求められる歌手だなと、あらためてそう。