青森ドロップキッカーズ

青森ドロップキッカーズ

トップアスリートを目指し、新たなチームでスタートした姉妹の柚香と陽香、いじめの毎日に生きる意味を探す中学生の宏海、幼なじみをいじめてきた不良の雄大、まったく違う4人が、カーリングを通じて成長していく、爽快で泣ける青春小説。

カーリングおもしろいんですよねー。
オリンピックで熱狂した人も多いんじゃないでしょうか?
自分はすっかりハマってしまい、テレビにかじりついて応援していました。
実況する人が、何度も詳しくルールを説明してくれていたので、理解すると楽しさも増して。

ウォー、ウォー!
イエース!イエース!
って、掛け声を叫ぶんですよね。
ちなみに、「ウォー」がブラシで氷を履くのを止めて、「イエス」がブラシで氷を履け、という意味らしいです。
初めて見ると、何を叫んでるの?ってびっくりします。

そして、この小説「青森ドロップキッカーズ」ですが、
はい、カーリングを舞台にした青春小説です。

はっきし言って、むずかしい内容ではありません。
カーリングにどっぷり浸かった内容でもなく、カーリングを通して人間が成長していく青春グラフィティ。
とはいえ、きちんとカーリングの基本ルールなどの説明も入っていて、
カーリングをまったく知らないという人でも、ちゃんと楽しめる内容になっています。

青春小説だけあって、内容はほんと爽快。
登場人物はみんな憎めない愛すべきキャラばかり。
若かりしころの、あの青い感情を思い出したくなるような、爽やかで淡い物語。
青空を仰ぐような、爽やかな気持ちになりたい人にはぜひおすすめの小説です。

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